海と日本PROJECT『海と子どもとアーティスト-オリジナル大漁旗制作と地引網-』レポート
2017.08.18
日本財団 海と日本PROJECT
海と子どもとアーティスト 大漁旗制作と地引網
—–7月15日(土)—–
太宰府天満宮内旧茶店 東屋にて、オリジナル大漁旗づくり 参加者70名
アートユニットANDNA(現代アーティスト 岩田とも子さん・布作家 松田唯さん)のリードで、
地引網の漁船に掲げる大漁旗をデザインし、制作しました。
大漁旗に込められた意味やそこに描かれている絵柄や構図の工夫も学びながら、
どんなオリジナルの旗を作るか、みんなで考えました。
今回は「つなぐ」をテーマに、点をつないで絵を描いていくことになりました。
スケッチブックでウォーミングアップ。黄色の線は、何の形に見えるかな。
日本古来の染の技法を使って、色を塗っていきます。
とてもかわいい8枚の旗ができあがりました。
—–7月16日(日)—–
マリノア海浜公園 漁師さんと地引網
参加者75名 福岡市漁協姪浜支所漁師さんたち20名
厳しい自然を相手に仕事をしている漁師さんは、とてもたくましく、優しく温かい方ばかりです。
みんなが作った旗を漁船に掲げて、網を引いてきてくれます。自分で作った旗を見つけて、
誇らしそうな子どもたちの笑顔がはじけます。
皆で、力いっぱい網を引き、魚を手づかみで捕まえます。
網には、タイ・イサキ・イカ・フカなどがたくさん!。
ワクワクドキドキ。生きている魚を触るのは、初めてだという子どもたちがほとんど。
手の中で跳ねる魚は、命そのもの。
次は、捕まえたばかりの生きている魚をさばきます。漁師さんに教えてもらいながら、
魚のうろこを取り、内臓を取り出し、バーベキューや刺身にして食べました。
命をいただきながら生きている自分たちについて考え、
「いただきます」に込められた思いを改めて、実感することができました。
2日間通してのプログラムは、アーティストや漁師さんとふれあい、家族での交流も深まりました。
太宰府からは遠く感じる海ですが、その魅力を大いに楽しんでもらうことができました。
これからも海のことを思い、自分たちの住む地域の自然を大切にすることを学ぶこともできました。
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