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レポート

「種は船~太宰府と海~」ワークショップレポート

2017.06.23

2017年6月17日(土)
九州国立博物館 ミュージアムホール

 

 

世界で活躍する現代アーティスト日比野克彦氏に来ていただき、朝顔の種を良く見て、日比野さんと一緒に種の気持ちを考えてみようというワークショップでした。
あっという間に定員100名となりました。申し込みをいただきながら、お断りした方も多数おられて申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

日比野氏が2003年~行っている「明後日朝顔プロジェクト」で育てられた全国を旅する「朝顔の種」がまさに「人やモノ、地域を繋ぐ船のようだと」という着想から、「種は船」プロジェクトが誕生しました。
2003年に新潟県莇平で始まった明後日朝顔プロジェクトは今年で15年目に突入しました。日比野克彦氏の各地での活動に呼応するかのように朝顔の種は全国へと運ばれ、人と人が繋がり、大きなネットワークとなっています。

 


 

参加者は、日比野さんからの投げかけに朝顔の種のことを思い、スケッチをした後、朝顔の種も運ばれてきた遣唐使の体験展示を、4階の交流展示室で見学しました。

 

 

その後、日比野さんデザインの船を作り、全国から運ばれてきた明後日朝顔の種を植えた植木鉢をセットし、マストを立てて完成しました。

 







 

そして、クライマックス!太宰府天満宮のご協力をいただき、浮殿の堀に船を浮かべることができました。
みんな、とってもうれしそうです。
この夏休み、船に乗った朝顔が成長していくのを見るのは楽しみですね。

 




 

花が咲いて、種ができて、日比野さんの「種は船」のことを思い出してください。
「芽が出たよー」という報告も続々といただいています。
親子でいい時間を過ごしていただけたことと思います。

 

九州国立博物館、太宰府天満宮はじめ、たくさんの方にご協力をいただきました。ありがとうございました。

 

 
 
 

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