「森と子どもとアーティスト vol.7 はるのまき-」レポート
2016.04.12
日時 2016年3月26日(土)
場所 大宰府政庁跡~太宰府市民の森
お天気 晴れ
参加者 子ども14名 保護者10名 乳幼児2名
7回目となった今回は、太宰府近郊の方より福岡市内からの参加が多く、太宰府の自然豊かな環境を体験していただくことができました。
はじめて虫やカエルを触った子どもたちもいて、感動の声があがりました。
生物の専門家「まほろば自然学校」岩熊志保先生と瀬戸内芸術祭参加現代アーティスト岩田とも子さんのおなじみのイワイワコンビと共に、
楽しく環境やアートについて学び、参加者同士のあたたかな交流も生まれました。
毎回違うテーマで、アート制作をリードしてくれるイワトモからの今回は、「森の通訳さんとふしぎな道具」でした。
お花はどうやって、お花同士でお話してるでしょうか
人とお花はどうやってお話してるでしょうか。
みつばちは、ミツバチダンスでお話してるそうです。
カメムシは、臭いでお話しているそうです。
風は空とどうやって話しているでしょうか
そんな素敵なテーマに皆ドキドキしてスタートしました。
途中の道では、いろいろな虫や植物に出会い、まほろば自然学校の湿地再生ビオトープでも、岩熊先生のお話を聞きました。
お昼は、地元野菜の豚汁をいただき、交流を深めることができましたね。
午後は、アート制作の時間です。
イワトモが準備してくれた画材を使って、思い思いのふしぎな道具を作ります。
「野原とお花は、風さんが通訳してくれてお話しているよ」
「お花は、風に揺れて、ぴかぴか花びらを光らせて、人とお話していると思います。」と次々と話してくれる子どもたちのかわいらしい説明に、大人は、皆感心しました。
表現の仕方は自由で、感じ方もそれぞれでいいのだとイワトモは、やさしくリードしてくれます。
ほころびはじめた桜の下で、皆自分の作品を発表して終わりました。
皆の前で、自分の作品や思ったことを発表して、大満足の笑顔で帰ることができて、ほんとうによかった。
自然環境に興味を持ち、表現の自由さに触れることができるこの企画は、多くの方に喜ばれて、完了することができました。
岩熊先生、イワトモ、ボランティアの皆様、ありがとうございました。
来年は、残念ながらこの企画は、おやすみします。
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